そこは、地上に残された最後の楽園。
地殻変動によって住む場所を失われた人類は空を目指し、塔を建てることにした。
空を目指すことができた者、その場にとどまる事しかできなかった者。
そんな2つがやがて格差を生み出し、身分の違いを生み出す。
マスター>ウェルス>ソーレス>スレイヴと階級で分けられることになった人類。
やがて、スレイヴと呼ばれる彼らは奴隷へと変わり、管理される存在になる。
そんなある日、立ち入り禁止と書かれた場所にイヴという少女が立っていた。
「空、いつか見れるかな?私が生きてる間に見れるかな?」
そんな言葉にボクは無理だろうなの一言で返してしまう。
「酷いなぁ〜希望くらい、持つのは自由じゃない?」
果たして、空を見た彼らに待ってるものとは?
運命を受け入れた者、それに抗おうとする者。
2つが衝突する時、物語が動き出す。
自身が役者として活動しながら、「ありふれた日常にほんの少しのスパイスを」をコンセプトに
自主プロデュース団体79o'clcok を立ち上げ、作、演出として活動(当時の名前は仮止めクリップ)。
少しのスパイスを加えることにより変貌する日常を描き、少しの変化で楽しくなる、笑える、泣ける。
そんな日常作品を小劇場、カフェ公演を中心に上演。
暗い人の内面、内容をポップに明るく演出するのを得意とする。
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